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⑯ZONESを使った感情教育【西宮市 ラボ コア 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

研修報告

 

ZONESを使った感情教育とは?

 

☆ZONES of Regulationとは

ZONES of Regulationは、
子どもが自分の感情に気づき、

コントロールする力(自己調整力)

を育てるプログラムです。

 

感情や状態を「4つの色(ゾーン)」で分類し、

自分の状態を理解しながら適切に行動できる力を伸ばすことを目的としています。

 

 

☆4つのゾーン

感情は次の4つに分けられます。

・ブルーゾーン:悲しい・疲れた・元気がない

・グリーンゾーン:落ち着いている・集中できる(学習に適した状態)

・イエローゾーン:不安・興奮・イライラ(ややコントロールが必要)

・レッドゾーン:怒り・パニックなど強い感情

ポイントは「良い/悪い」ではなく

どのゾーンもOK

状態に気づくことが大切という考え方です。

 

 

☆なぜ感情教育が必要か

近年、教育では学力だけでなく

社会情動的スキル(SEL)が重要視されています。

 

特に重要なのが

・感情のコントロール

・ストレス耐性

・対人関係スキル

これらは将来の生活や就労にも大きく影響します。

 

 

☆感情調整に必要な3つの力

感情や行動を整えるには、次の3つが必要です。

・感覚処理(体の状態に気づく)

・実行機能(考えて行動をコントロールする)

・感情調整(気持ちを整える)

この3つをバランスよく育てることが重要です。

 

 

☆実践内容(教室での工夫)

具体的な実践として以下が紹介されています。

① 見える化(ゾーンの掲示・チェック)

・朝の会で「今どのゾーンか」を確認

・カードやボードで自分の状態を可視化

子どもが自分の気持ちを言語化できるようになる

 

② 個別スペース・リラックス空間の設置

・教室内に「落ち着ける場所」を用意

・センサリーグッズ(触覚刺激など)を活用

感情が乱れたときに自分で整える環境づくり

 

③ コーピングスキルの指導

・呼吸法(六角形呼吸など)

・体を動かす・休む・感覚に集中する

「どうすれば落ち着けるか」を具体的に学ぶ

 

④ ワークシート・カリキュラム化

・感情の言葉を増やす

・体の反応を理解する

・感情の変化を時間で振り返る

継続的に学べる仕組みを構築

 

 

☆実践による変化

実践の結果、子どもに以下の変化が見られました。

・「気持ち」を言葉で表現できるようになった

・感情が混ざっていることを理解できるようになった

・1日の中で感情が変化することに気づけるようになった

自己理解と自己調整力が向上

 

 

☆まとめ

ZONES of Regulationは

単なる感情分類ではなく

「気づく → 調整する → 行動する」力を育てる教育

です。

教室での環境づくりや日常的な活用を通して、

子どもが自分の感情と上手に付き合う力を育てることができます。

 

 

感情教育!

自己理解!

自己調整!

毎朝職員とやろうかしら?

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

くよくよ嘆くより苦労も買ってく【西宮市 ラボ コア 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

利用者

生きるをえがく

 

4つ目は自立支援です

これは選択肢のある人生

つまり生きるをえがくに

直結する話です

 

 

自立支援の視点

熊谷晋一郎氏の体験とお話を紹介

(小児科医/東京大学先端科学技術研究センター・特任講師)

 

一般的に「自立」の反対語は「依存」だと勘違いされていますが、人間は物であったり人であったり、さまざまなものに依存しないと生きていけない。

 

東日本大震災のとき、私は職場である5階の研究室から逃げ遅れてしまいました。

なぜかというと簡単で、エレベーターが止まってしまったからです。

そのとき、逃げるということを可能にする“依存先”が、自分には少なかったことを知りました。

エレベーターが止まっても、他の人は階段やはしごで逃げられます。

5階から逃げるという行為に対して三つも依存先があります。

ところが私にはエレベーターしかなかった。

 

これが障害の本質だと思うんです。

つまり、“障害者”というのは、「依存先が限られてしまっている人たち」のこと。

健常者は何にも頼らずに自立していて、障害者はいろいろなものに頼らないと生きていけない人だと勘違いされている。

けれども真実は逆で、健常者はさまざまなものに依存できていて、障害者は限られたものにしか依存できていない。

依存先を増やして、一つひとつへの依存度を浅くすると、何にも依存してないかのように錯覚できます。

 

“健常者である”というのはまさにそういうことなのです。

世の中のほとんどのものが健常者向けにデザインされていて、その便利さに依存していることを忘れているわけです。

実は膨大なものに依存しているのに、「私は何にも依存していない」と感じられる状態こそが、“自立”といわれる状態なのだろうと思います。

だから、自立を目指すなら、むしろ依存先を増やさないといけない。

障害者の多くは親か施設しか頼るものがなく、依存先が集中している状態です。

だから、障害者の自立生活運動は「依存先を親や施設以外に広げる運動」だと言い換えることができると思います。

今にして思えば、私の一人暮らし体験は、親からの自立ではなくて、親以外に依存先を開拓するためでしたね。

 

自立に向けて依存先を増やす!

選択肢のある人生!

 

 

利用者

生きるをえがく

 

4つの考え方

・ピープルファースト

・伴走支援

・意思決定支援

・自立支援

大切にしていこう

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

懐かなかったのが懐かしい【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

ラボでは

生きるをえがく

=選択肢のある人生

と定義しています

 

 

利用者

生きるをえがく

 

昨日に続いて

3つ目は意思決定支援

 

《意思決定支援の定義》

意思決定支援とは、

自ら意思を決定することに困難を抱える障害者が、

日常生活や社会生活に関して

自らの意思が反映された生活を送ることができるように、

可能な限り本人が自ら意思決定できるよう支援し、

本人の意思の確認や意思及び選好を推定し、

支援を尽くしても本人の意思及び選好の推定が困難な場合には、

最後の手段として本人の最善の利益を検討するために

事業者の職員が行う支援の行為及び仕組みをいう

 

この説明はかなり長くなりそう…

 

3つの考え方(基本理念・原則)

①最善の利益(ベスト・インタレスト)

代理代行決定に関する考え方

 

 ②意思と選好に基づく最善の解釈

代理代行決定~支援付き意思決定に関する考え方

 

 ③本人から表出された意思・心からの希望(エクスプレス・ウィッシュ)
素からの意思
支援付き意思決定に関する考え方

 

 

国連・障害者権利条約12条

1 締約国は、障害のある人が、すべての場所において、法律の前に人として認められる権利を有することを再確認する。

2 締約国は、障害のある人が生活のあらゆる側面において他の者との平等を基礎として法的能力を享有することを認める。

3 締約国は、障害のある人がその法的能力の行使にアクセスすることができるようにするための適切な措置に当たり必要とする支援をとる。

4 締約国は、国際人権法に従い、法的能力の行使に関連するすべての措置には濫用を防止するための適切かつ効果的な保護が含まれることを確保する。当該保護は、法的能力の行使に関連する措置が障害のある人の権利、意思及び選好を尊重すること、(後略)

 

 

国連・障害者権利委員会一般的意見1号(条約第12条)

para21.著しい努力がなされた後も、個人の意思と選好を決定することが実行可能ではない場合、選好に基づく最善の解釈」「意思と(best interpretation of willand preferences)が「最善の利益」の決定に取ってかわらなければならない。これにより、第12条第4項に
従い、個人の権利、意思及び選好が尊重される。「最善の利益の原則は、成人に関しては、第12条に基づく保護措置ではない。障害のある人による、他の者との平等を基礎とした法的能力の権利の享有を確保するには、「意思と選好」のパラダイムが「最善の利益」のパラダイムに取ってかわらなければならない。
(公益財団法人日本リハビリテーション協会訳)

 

 

優先順位を並び替えると

①本人から表出された意思・心からの希望(エクスプレス・ウィッシュ)

②意思と選好に基づく最善の解釈

③最善の利益(ベスト・インタレスト)

となる

 

我々は①を目指してる

PECSの手法を用いて

 

 

最後に「パーソンセンタード」の視点【本人中心主義】

支援付き意思決定の場面において重要とされる

 

本人と支援者が対等なパートナーであり、

意思決定の中心には常に本人がいることを意識するということ

 

どうやってそれを意識するか

【本人の自己決定のためのベストチャンス】を確保できているかを

支援者自身が常に自問自答していくことが重要

何をすればベストチャンスになるかは、

ご本人ごとに「チャンネル」が異なるため、チューニングしていくことが必要。

 

具体的にいえば,

1 環境・時期

2 判断のための十分な時間・十分な情報と選択肢

3 それが本人が理解し易い形で提供されているか

4 選択肢を選んだ場合の利益・不利益・見通しについても話ができているか

⇒これらのベストチャンスは、すべて本人を基準として考えられる。

関係者にとって都合の良い方法での支援ではないということを意識したい。

 

 

これが3つ目意思決定支援

 

もう一度記載するが

生きるをえがく

=選択肢のある人生

 

(他者から見て)非合理な選択だとしても、自分の意思で、自分の判断で、自分らしく選択する、その“敢えて”行なう選択の積み重ねが、その人をその人たらしめ、その人にしか歩めない人生になる。

そう信じて…

 

4つ目は明日

 

生きるをえがく

 

 

ながを

偏見 原点 洗練【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

利用者

生きるをえがく

 

4つの考え方なのだが

1つ目が私の絶対にやりたくないこと

”与える 支える 面倒みる 世話する”

ということ

⇒1人1人に願いや想いがある 故に 支援し伴走する

 

生活を支える⇒支えあう

一方通行ではなく相互性のあるもの

 

我々が一方通行な考えを持つと一昔前にあった、

“障害者は何の価値もない”

という考え方を肯定してしまうことになる

そんなことは望んでいない

 

 

2つ目がピープルファーストだ

“障害”児・者である前にまず“個人”

 

Disabled people(障害者)

ではなく⇓

People with some issues

(人々がいくつかの問題を抱えている)

ということ

 

ピープルファースト

1973年アメリカのオレゴン州で知的障害のある当事者が

「ちえおくれ」や「知的障害者」とレッテルを貼られるのが

どんなに嫌か、という事を話し合い

「私たちは障害者である前に人間だ! 〈People First〉」

と発言したことがきっかけで始まりました。

「自分たちのことは、自分たちで決める」という

『自己決定』からはじまった当事者の権利を求める運動です。

 

ピープルファースト宣言

今まで、わたしたちは、

親や兄弟などの家族、行政、学校、施設の人に、

自分のことを知らないところで勝手にきめられてきました。

 

例えば、学校では、特殊学級や養護学校しか行くところがなく、

自分たちの気持ちとはちがう所に行かされ、イヤな思いをたくさんしました。

生活がうまくできないと入所施設に入るしかなくて、

地域で生活することはできませんでした。

 

 

ピープルファースト

人対人という理解

対人援助である

 

“その人”に“障害”がある為、

“特性”を理解した“専門職”である我々が、

“伴走”し“生きるをえがく”

 

主語を”利用者”としたのは

”知的障害者”である前に

1人の人間だからだ

 

接続詞を”の”ではなく

”と”にしたのは相互性故

与えるのではなく伴走支援だからだ

 

長くなったので

3つ目と4つ目は明日のブログに…

 

 

利用者

生きるをえがく

 

 

ながを

育てているようで育てられている【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

企業理念である

”生きるをえがく”の主語

なんだと思いますか?

 

知的障害者?

利用者?

職員も含む?

そうすると全人類?

と想像が膨らむ…?

 

生活介護事業なので

”利用者”としてみる

そして”生きるをえがく”

 

接続詞は何でしょう?

利用者”の”生きるをえがく?

利用者”が”生きるをえがく?

利用者”?”生きるをえがく?

 

ここは

利用者”と”生きるをえがく

としている

 

 

利用者

生きるをえがく

 

 

この考えに至ったのは

4つの考えがあるのだが

それは明日のブログで記したい

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

ほどく ひらく えがく【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

法人全体研修

終了いたしました

 

アイスブレイク

株式会社Dareについて

事業報告,事業計画

組織マネジメント理論学習

 

虐待防止GW

アイスブレイク

生きるをえがくワークショップ

という

スケジュール

 

内容は少しずつブログにも

紹介していきたいが

特によかったのは

生きるをえがくワークショップ

 

色んな生きるをえがく

に触れ

勝手に感動した

 

またやるよ

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

洗練された天然【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

実は本日

2026年度法人全体研修

レンタルスペースを使って行ないます

 

私もいくつかお話しするのだが

資料作成に取り掛かったのが

1週間ほど前

そして内容を考えると

伝えたいことが山盛り

 

また別の機会でも

話すことができたらいいな~

と、まだ開始前に思っています

 

勿論一夜漬けタイプの私

深夜まで内容を変えながら

資料を作ってました

 

普段計画的に!

とか言っている私がこれだ

しかしこれが現実なのだ

 

計画性がないのか?

最後の最後まで質にこだわっているのか?

…前向きに解釈しようと思う

 

今日もいい1日になる

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

第一想起【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

本日から怒涛の面接ラッシュ

ラボとコアの職員を募集しています

 

本日はAM1名PM1名

明日もその予定です

 

3月26日記載の求人

毎日1人ずつ応募が来る…

ありがたい限りです

 

 

利用者の相談もありますが

先行して職員を採用

引継ぎを行ない

福祉人材へと成長

 

既存利用者と

これから出会う利用者

みんなで生きるをえがく

 

 

ながを

形成 表明 実現【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

新年度明けました

おめでとうございます

4月1日の本日

SNSに嘘?が蔓延

 

エイプリルフールは怖い

間抜けな私はついつい信じてしまう

踊らされてはいけませんね

 

エイプリルフールの起源

いくつか説があるが

確証がないので仮説の域を脱しないとのこと

 

日本語直訳

”四月馬鹿”

本当か?!

 

 

以下SNS紹介

ラボのx

IT職員が定期的に更新しています

独自の世界観、感性に触れることができます

このブログも紹介されています

 

HPのリンクも追加しました

ボタン一つです

いってらっしゃい!

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

⑮発達障害と教育の役割とは?【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

研修のシェア

 

発達障害と教育の役割とは?

―「支援」から考える学校のあり方―

 

■ 発達障害は「治すもの」ではない

発達障害は、生まれつきの脳の特性によるものであり、

本人の努力不足や育て方の問題ではありません。

また、その特性は環境や支援によって目立ち方が変わる

「スペクトラム」として捉えられます。

つまり重要なのは、「本人を変えること」ではなく、

環境や関わり方を調整することです。

 

■ 教育の役割は「適応させること」ではない

かつての教育では、

・集団への適応

・苦手の克服

・一斉指導

が重視されてきました。

 

しかしその結果、

・本人の特性が軽視される

・無理な課題を強いられる

・学校生活が苦しいものになる

といった問題が生じていました。

 

現在求められているのは、

「個に応じた支援」中心の教育です。

 

■ 合理的配慮は“義務”である

障害に応じて環境や方法を調整する「合理的配慮」は法律で定められています。

例:

・視覚支援

・環境の構造化

・感覚への配慮

これを行わない支援は、

教育虐待(エデュケーショナル・マルトリートメント)

とされることもあります。

 

■ 「問題行動」は本人のせいではない

問題行動は、その人が「困っているサイン」です。

大切なのは、

行動そのものではなく「背景」を見ること

 

「氷山モデル」:

・表面:問題行動

・水面下:原因(環境・理解不足・不安など)

表面だけを叱っても解決しない

原因にアプローチすることが重要

 

■ 効果的な支援のポイント

① 視覚的支援

言葉だけでなく、

・絵カード

・写真

・実物

など「見て理解できる」工夫が重要。

 

② 構造化(わかりやすい環境づくり)

・スケジュールの提示

・活動の流れの明確化

・落ち着ける場所の確保

「何をするか・いつ終わるか」が分かることで安心できる

 

③ 自発的コミュニケーションの支援

話し言葉だけに頼らず、

・PECS(絵カード)

・VOCA(音声機器)

などを活用することで、

かんしゃくや問題行動の減少につながる

 

■ 学校が目指すべき姿

学校の役割は、

・無理に集団に合わせることではなく

・子どもが安心して過ごせる場をつくること

 

具体的には:

・楽しい経験を増やす

・自分の得意・苦手を知る

・自分らしくいられる時間を保障する

ことが重要です。

 

■ まとめ

・発達障害は「違い」であり、治すものではない

・支援は個別に設計する「オーダーメイド」

・問題行動の背景を理解することが重要

・学校は「生きやすさ」を支える場である

 

最も大切なのは

「その子らしく生きられる環境をつくること」です。

 

”発達障害は生まれつきの脳の特性、

本人の努力不足や育て方の問題ではない

重要なのは「本人を変えること」ではなく

環境や関わり方を調整すること”

⇒本人を変えようとする傲慢な支援者はいないよな?

車いすの人に歩け!なんて言わないはずだ

 

”現在求められているのは

「個に応じた支援」中心の教育”

⇒個別支援だ!

 

”問題行動はその人が「困っているサイン」

大切なのは、行動そのものではなく「背景」を見ること”

⇒氷だ!氷を見るのだ!氷を小さくするのだ!塩分を除去するのだ!

 

 

最後に一言

生きるをえがく

 

 

ながを