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日別アーカイブ: 2026年7月11日

雨の日も 風邪を引いた日も【西宮市 ラボ コア 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

変化を目の当たりにした瞬間

胸が熱くなる

 

今日は支援会議で教えてもらった

一人の利用者さんの変化を紹介したい

驚いた

 

 

以前は土曜日のレクリエーションへの参加が難しかった

そこで「当日参加してください」と伝えるだけではなく

少しずつ活動を身近に感じてもらえるような関わりを実行

 

まずレクリエーションのお知らせを配信

支援者と母から

「今度こんなことをするよ」と事前に伝える

 

さらに調理レクリエーションで使う食材を

一緒に買いに行く機会を設けた

購入した食材がレクリエーションにつながる

 

その経験が「誰かのイベント」ではなく

「自分も参加する活動」へと変化

 

そして迎えた当日

初めて調理レクリエーションに参加

 

その時間が本人にとって楽しい経験となり

「参加してよかった」というポジティブな印象が残ったのだろう

次に行われた調理レクリエーションにも参加することができた

 

一度の成功体験が、次の一歩につながる

改めて人は「できた」という経験を積み重ねることで

自信を育てていくのだと感じた

 

 

そしてこれまで課題となっていた他者への接触行動

これも少しずつ減ってきている

もちろんゼロになったわけではない

 

それでも以前と比べると

本人なりに気持ちをコントロールできる時間が増えてきた

この「少し」の積み重ねこそが何より大きい

 

 

表情にも変化がある

職員が冗談を言うと

笑顔で反応してくれることが増えた

以前は緊張した表情で過ごす時間が長かっただけに

その笑顔を見るたびに周囲まで明るい気持ちになる

 

 

さらに最近、自分から「トイレに行きたい」と排便を訴えたり

「手伝ってください」と援助を求めたりする場面も増えた

 

困った時に助けを求められること

これもとても大きな力だ

我慢することでも、無理をすることでもない

「助けて」と伝えられることも、大切な自立の一つだ

 

 

活動面でも嬉しい変化があった

トークンを活用しながら作業へ前向きに取り組める時間が増えた

その結果、作業量も大きく伸び、工賃は以前と比べて数倍になった

 

もちろん、目的はお金ではない

「頑張ったらできた」

「自分にもできる」

 

そんな成功体験を積み重ねられたことに価値がある

支援をしていると、どうしても課題や困りごとに目が向きやすい

 

「何ができていないか」

「次は何を改善するか」

それも大切だ

 

 

だがそれ以上に忘れてはいけない

「昨日より良くなったこと」に目を向けること

 

 

人は急には変わらない

だからこそ、小さな変化には意味がある

 

その小さな変化を見逃さず

本人と一緒に喜び、一緒に積み重ねていく

それが私たち支援者の役割なのだろう

 

Tさんから

「人は変われる」と教わった

 

 

生きるをえがく

 

 

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