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日別アーカイブ: 2026年8月4日

理性的で感情的【西宮市 ラボ コア 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

支援について話し合っていると

不思議なことがある

 

同じ利用者のことを話しているはずなのに

話が噛み合わない

 

どちらかが間違っているわけではない

見ている景色が違うのだ

 

 

先日もあるケースについて

意見交換をする機会があった

 

私は

「難しくなった背景には環境の変化があるのではないか」

という視点で話をしていた

 

一方、相手は

「問題は環境ではなく、その場の対応だ」

という視点で話をしていた

 

どちらも利用者さんのことを真剣に考えている

それなのに、会話は少しずつすれ違っていく

 

そのとき改めて思った

人は自分が見ている世界で話をしてしまう

 

 

私は「予防」の話をしていた

相手は「対応」の話をしていた

だから、どちらも正しい

だけど、階層が違う

 

問題行動が起きたときの対応を考えることはもちろん大切だ

しかしその前に

「なぜ、その行動が起こりやすくなったのか」

という環境を見直すことも同じくらい重要だと思っている

 

 

支援は「どちらが正しいか」を決める仕事ではない

違う視点を持ち寄り

一人では見えなかった景色を増やしていく仕事だ

 

相手を論破することに意味はない

「そんな見方もあるのか」

そう思えた瞬間に支援は一歩前へ進む

 

利用者さんを理解するためには

まず支援者同士が互いの見ている景色を理解しようとすること

それがより良い支援の始まりなのだろう

 

 

相手の知識レベルと

こちらの知識レベルを合わせる

そんな努力も必要なのだな

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを