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考えれば考えるだけ考える【西宮市 ラボ コア 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

「職員の生きるをえがく」について

「生きるをえがく」

この言葉を職員に対しても大切にしたい

 

だが「職員の生きるをえがく」

いったいどういうことなのだ

そんなことを考える

 

 

職員にとって

仕事は人生のすべてではない

 

家族との時間

友人との時間

好きなことに夢中になる時間

 

これからやってみたいこともあれば

大切にしたい暮らしもある

 

その一方で仕事に使う時間は決して短くない

だからこそ「仕事」と「生きること」を切り離すのではなく

ここで働くことが、その人の生きたい人生につながっている

そんな職場でありたい

 

 

「職員の生きるをえがく」と考えたとき

一つ大切にしたいことがある

 

それは組織が職員の人生を描くわけではない、ということだ

どう生きたいのか

何を大切にしたいのか

どんな自分になりたいのか

それを描くのは一人ひとりの職員自身だ

 

もちろんすぐに答えが出る人ばかりではない

「自分がどうしたいのか、まだよく分からない」

そんな時期があってもいい

 

組織にできるのは

答えを与えることではなく一緒に考えること

挑戦できる機会をつくること

いろいろな生き方や働き方に出会えること

 

そして「こうしてみたい」と言ったときにその一歩を応援できること

そんな環境をつくることなのではないか

 

 

「働いていてよかった」の先にあるもの

給料がいい

休みが取れる

人間関係がいい

成長できる

 

働くうえではどれも大切だ

だが「職員の生きるをえがく」が目指すもの

そのもう少し先にあるような気がする

 

ここで働いたから自分の可能性に気づけた

ここで出会った人のおかげでやりたいことが見つかった

仕事で得た経験が自分の人生にも生きている

以前より自分の人生を楽しみにできるようになった

 

仕事を通して一人ひとりの人生に新しい選択肢が増えていくこと

それが「職員の生きるをえがく」の一つの形なのかもしれない

 

 

そして

職員の「生きるをえがく」を大切にすること

それは職員のためだけではないと考える

 

自分自身の人生について考えたことがある人

挑戦したり迷ったり誰かに支えてもらった経験がある人

自分の「こうしたい」を大切にしてもらった人

 

そんな職員だからこそ

利用者さんの「こう生きたい」にも

本気で向き合えるのではないか

 

利用者さんの人生を豊かにするために職員が自分の人生を犠牲にする

そんな関係ではなく

利用者さんも、職員も、それぞれの「生きる」をえがいていける

 

そしてお互いの人生が交わることで

それまでになかった可能性が生まれていく

そんな組織をつくろうではないか

 

「職員の生きるをえがくとは何か」

今のところ完成した答えはない

むしろ職員一人ひとりによって「生きる」が違う以上

一つの正解をつくるものでもないのかもしれない

考えれば考えるほど考える

 

だからこそまずは聞いてみたい

あなたはどんなふうに生きていきたいですか?

そして

そのためにこの職場でどんなことができたらいいですか?

 

そんな対話を重ねながら

「職員の生きるをえがく」の意味を

みんなで少しずつ形にしていきたい

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを