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月別アーカイブ: 2026年1月

④強度行動障害における「標準的な支援」とは何か【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

すこ~し前に受けた研修シリーズ

 

強度行動障害における「標準的な支援」とは何か

――行動の背景を理解し、環境を整える支援の考え方

強度行動障害とは、自傷行為や他害行為、破壊行動などが非常に高い頻度で現れ、家庭や地域での生活が著しく困難になる状態を指します。

診断名ではなく「行動の状態像」として捉えられている点が大きな特徴です 。

 

「問題行動」ではなく「環境とのミスマッチ」

一貫して強調されているのは、

強度行動障害は本人の問題ではなく、特性と環境のミスマッチから生じる

という考え方です。

自閉スペクトラム症などの特性(認知・理解・感覚の違い)と、周囲の環境や関わり方が合わないとき、本人の「困り感」や強いストレスが行動として表出します。

氷山モデルを用い、「見えている行動の下にある理由」を読み取ることの重要性が示されています 。

 

標準的な支援の核心:機能的アセスメント

標準的な支援の中心となるのが機能的アセスメントです。

これは「その行動が何のために起きているのか(逃避・要求・注意・感覚など)」を分析する取り組みです。

・行動が起きるきっかけは何か

・どんな環境・時間帯で起きやすいか

・行動の結果、本人は何を得ているのか

こうした視点で行動を捉え、行動の“意味”に基づいて支援を考えることが、標準的支援の土台となります 。

 

環境調整と「見てわかる支援」

アセスメントを踏まえた次のステップが環境調整です。

「見てわかる支援」が基本とされ、次のような工夫が例示されています。

・いつ・どこで・何を・どのくらい・次に何があるかを明確にする

・時間や場所、手順を構造化する

・本人に合ったコミュニケーション手段を用意する

環境を整えた上で、本人が取り組みやすい代替行動(適応行動)を教えていくことで、問題行動の減少と生活の安定を目指します 。

 

チームで行うことが「標準」

標準的な支援は、個人技ではなくチーム支援が前提です。

記録を共有し、仮説を立て、支援→評価→見直し(PDCA)を回していくことが重要とされています。

また、事業所内だけで抱え込まず、

・中核的人材

・広域的支援人材

・医療・教育・相談支援機関

と連携する地域支援体制の構築も、標準的支援の一部として位置づけられています 。

 

標準的支援がもたらす効果

研究データでは、標準的な支援を学び実践した後、

・自傷・他害行為の頻度・重症度が有意に低下

・支援者の「対応できる」という自信が向上

することが示されています。

これは、支援の質が「個人の頑張り」から「再現可能なプロセス」へと転換しつつあることを示しています 。

 

まとめ

強度行動障害における標準的な支援とは、

行動を止めることを目的とするのではなく、本人が力を発揮しやすい環境を整える支援です。

・行動の背景を理解する

・環境を調整する

・チームで支援を継続的に見直す

この積み重ねが、本人の生活の質(QOL)を高め、地域での安定した暮らしにつながる

それが「標準的支援」の本質です 。

 

 

”特性と環境のミスマッチ”

人も環境のひとつだ

我々の知識と実践の積み上げがよい環境づくりにもなる

 

”標準的な支援は、個人技ではなくチーム支援が前提”

職員自らが学び成長し続け

自分の当たり前をみんなの当たり前に

 

”地域支援体制の構築”

外部講師やコンサルなど取り入れようかな

 

”支援者の「対応できる」という自信が向上”

自己肯定感

自己効力感

進行感

感じられるよう前を向こう

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

小さな幸せ 大きな財産【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

本日は朝からトヨタの車両点検に来ています

ハイエースがボロボロだ

スライドドアは開閉しづらい

ナビはGPSがズレている

ドライブレコーダーとミラーは破壊…

 

はじめは驚いていたトヨタの方も

今では淡々と話しを進めて下さる

申し訳なさと理解してくれている感謝と

色んな感情が行き交います

 

我々は目の前の利用者さんの生きるをえがくのですが

その裏には様々な業種の方々の支えがあります

”当たり前じゃねえからな”と

加藤浩次さんの名言が過ります

 

そんなことを考えていると

妻の顔が頭に浮かびますが

この明言が私に返ってきているような…

ブーメランブーメラン

頭に浮かんだ妻の顔…

どんな表情をしているかは伏せておきます

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

仕事に精出し たまに贅沢【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

ラボで行なっている

レンタルスペース清掃

このレンタルスペースは

我々の会社で運営しています

 

何か行動障害がある利用者さんに

提供できる作業はないか?

と、探していたのですが

 

納期があると難しいな~とか

最低ロット数をさばけないな~とか

騒いだら苦情が来るかもしれないな~とか

物を壊してしまったらどうしよう~とか

 

思考が廻りなかなか見つけられず

それなら仕事を生み出そう!

ということでやってみました

 

津門宝津町のレンタルスペース

ここは長机を置いて椅子、Wi-Fiを設置したのみです

その内、壁を塗ったりWBを置いたりします

満足度は高くないですが空間が必要な方には良い

WEB会議や会社のミーティングで使用されています

毎週清掃に行っています!

 

池田町のレンタルスペース

こちらは時間とお金をかけて作り込みました…

プロジェクターやモニターなども設置し

パーティや女子会、お祝いの席としても使える空間です

HDMIケーブルもありセミナーやワークショップにも使えます

ローンチして直ぐ、会社の歓迎会と出産祝いの席として予約が入っています

 

いずれも今はサイトを経由して集客していますが

その内HPを作って予約できるようにします

そうすると手数料が不要になるのでもう少し安くなるかも?

また出来上がったら案内します

 

本来の狙いである

利用者さんの工賃額が増額することを願う

その為に皆さん是非使ってください…

 

レンタルスペースに時間を使っていた12月ですが

1月は次の拠点開設に時間を使っています

こちらも動きがあればお知らせします

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

簡単じゃない難関ばかり【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

今年は6歳の息子が小学1年生になります

新生活での環境変化でどのような刺激を受け

どのような反応になるのか楽しみでございます

友達100人できるかな~

 

祝日はランドセルを見に行ってきました

どうやら世間ではラン活と言われ

もっと前から様々な種類を見て選んでいるそうな

 

保育所でも既に話題になっていたようで

「何色にするん?」と聞くとはじめは

「青かな」と言い「茶色かな」と変わり

友達との話?自分なりに葛藤していた?

何かしらの影響を受けながら意思形成されたようでした

 

そして購入の際、茶色にも3種類くらいあり

本人はまさかの遊びたい欲が出てしまい

「ああこれでええかな」と適当に?

選んでいるように見えてしまい…

 

目隠しをして入れ替えて再度選んでもらい

やはり変わらず選ばれた茶色のランドセル

これを背負って小学校に行くんだなとしみじみ

まあ自宅から小学校は徒歩1分かからないんですが…

それなのにこの値段?という話しは置いておいて

 

え~

意思決定の話でした(無理矢理)

 

 

生きるをえがく

 

ながを

③自閉症支援における「コミュニケーション」を考える【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

これまたすこ~し前に受けた研修

 

自閉症支援における「コミュニケーション」を考える

― 伝え方・受け取り方・支援の工夫 ―

コミュニケーションとは、単に「話すこと」ではありません。

相手に伝える(表出)ことと、相手の意図を理解する(受容)ことが相互にやり取りされて初めて成立します。

 

自閉症のある人にとってのコミュニケーションの難しさ

自閉症のある人は、次のような特性からコミュニケーションにつまずきやすいとされています。

・言葉の発達や理解にばらつきがある

・相手の意図や暗黙のルールを読み取ることが難しい

・非言語的な情報(表情・視線・身振りなど)の理解が難しい

・経験や「文脈」に強く依存し、場面が変わると同じ行動ができなくなることがある

これらは本人の「やる気」や「努力不足」ではなく、認知や情報処理の特性によるものです。

そのため、適切な支援がなければ、誤解やストレス、問題行動につながることもあります。

 

支援の基本は「アセスメント」から

効果的な支援の第一歩は、観察と整理(アセスメント)です。

・どんな場面で

・誰に対して

・どの方法(言葉・ジェスチャー・物・絵など)で

・何を伝えようとしているのか

を丁寧に見ていきます。

重要なのは、「できていないこと」よりも「すでに使えている伝え方」に注目することです。

 

コミュニケーションは「形態 × 文脈 × 機能」で考える

資料では、コミュニケーションを次の3つの視点で整理しています。

 

1.形態(どう伝えるか)

・身体接触、ジェスチャー

・具体物(物を渡す)

・絵や写真

・文字カード、書字

・口頭での言葉

 

2.文脈(どこで・いつ・誰に)

・特定の場所・相手・活動に限定されていないか

・他の場面にも広げられるか(=般化)

 

3.機能(なぜ伝えるか)

・要求、拒否、助けを求める

・注意を引く

・情報を伝える

・挨拶や感情表現

この3点を整理することで、支援の方向性が明確になります。

 

視覚的支援とスモールステップ

自閉症支援では、視覚的な方法がとても有効です。

・絵カードや写真

・選択肢を並べて選ばせる

・手順や会話を「見える化」する

・スクリプト(台本)を使って会話を練習する

また、目標は一気に高く設定せず、スモールステップで段階的に進めることが重要です。

「最も苦手な部分」からではなく、「成功しやすい・動機づけの高い場面」から始めることで、学習が安定します。

 

「教える」のではなく「交換」を学ぶ

コミュニケーションは一方通行ではなく、やり取り(交換)です。

・伝える

・相手が反応する

・結果が返ってくる

このプロセスを、実体験を通して学ぶことが大切です。

スタッフが「シャドー(見本)」となって示したり、選択肢から選ぶ経験を重ねたりすることで、徐々に自発的なコミュニケーションへとつなげていきます。

 

まとめ:大切なのは「分かる形で伝えること」

本資料が一貫して伝えているのは、次の点です。

・言葉だけに頼らず、視覚的・具体的な方法を使う

・自閉症のある人と支援者、双方の視点の違いを明確にする

・さまざまな場面・相手に広げるための計画的な支援を行う

コミュニケーションは「訓練」ではなく、生活をより良くするための道具です。

一人ひとりに合った方法を見つけ、成功体験を積み重ねることが、安心と自立につながっていきます。

 

成功体験を積み上げ、安心と自立につなげる

職員もそうだよな~

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

泥くせぇ努力の才能磨く【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

本日はサービス管理責任者実践研修でした

急遽ファシリテーターからのコメント

まさかの大とり

いつも通り大滑りでした

 

ファシリテーターでのデモンストレーション中に

事業団S部長からのアイコンタクトが凄くて恐怖でした…

そして久しぶりのファシリテーターさんとの再会

他ファシリテーターさんからの施設見学依頼など

つながりを感じられるありがたい時間でした

事業所から離れると職員への感謝が増す

 

昨日も今日も帰りの電車内で寝ていて

気付いたら尼崎駅でした

いやはや更に東に進まなくてよかった…

 

皆さま寒い日が続きますがご自愛ください

そして成人式を迎えられる皆さまおめでとうございます

もう〇〇年前か…などとつぶやく年齢になりました

昔の気持ちを忘れずに邁進したいものです

 

生きるをえがく

 

 

ながを

永遠のようで一瞬【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

本日はサービス管理責任者実践研修でした

ファシリテーターとして7,8班を担当

楽しく参加させていただいています

 

自分と向き合うところから始まり

他者に向き合い

チームに向き合い

地域に向き合い

いい研修会だ

一部の内容をラボの研修会にも取り入れようかな?

 

ラボはというと職員が3名お休みで

急遽出勤してくださるという職員もおり、

皆さんのおかげで1日を終えています

ありがとうございました

明日もよろしくお願いします

 

生きるをえがく

 

 

ながを

②自閉スペクトラム症(ASD)の「学習スタイル」を理解する【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

すこ~し前に受けた研修

 

自閉スペクトラム症(ASD)の「学習スタイル」を理解する

― 教育・支援の質を高めるために ―

 

自閉スペクトラム症(ASD)の人たちは、「できない」のではなく

学び方そのものが多数派とは異なるという特徴を持っています

以下はASDの学習スタイルの特性と、それを踏まえた教育・支援のポイント

 

1.ASDの学習は「明示的」がカギ

多くの人は、言葉にされていない空気や文脈を自然に読み取る「暗黙的学習(Implicit Learning)」を行っています。一方、ASDの人は**明示的に示されることで理解しやすい「顕在的学習(Explicit Learning)」**が得意です。

・ルールや手順がはっきり示されていると理解しやすい

・「察する」「裏を読む」といった暗黙の理解は難しい

そのため、何を・いつ・どうするのかを具体的に示すことが重要になります

 

2.「般化」が難しいという特性

ASDの人は、

・場所が変わる

・人が変わる

・道具が変わる

といった状況の変化によって、**同じスキルを別の場面で使うこと(般化)**が難しい傾向があります。

 

そのため支援では、

・視覚的な手がかり

・ルーティンやリマインダー

・「隠れた社会的ルール」を言語化した説明

などを用いて、般化を意図的に支える工夫が求められます

 

3.視覚優位な情報処理

ASDの人には、聴覚情報より視覚情報の処理に強みがある場合が多くあります。

・絵や図で考える

・見たものから理解・記憶する

・抽象的な言葉は字義通りに受け取りやすい

テンプル・グランディン氏の事例でも、「言葉を映像に変換して理解する」という特徴が紹介されています。
そのため、言葉だけでなく、図・写真・実物・ジェスチャーを併用することが有効です

 

4.注意と実行機能の特性

ASDの人は、

・興味のあることに強く集中する

・注意の切り替えが難しい

・物事の段取りや見通しを立てるのが苦手

といった特徴を持つことがあります。

 

その一方で、

・細部への高い注意力

・事実や具体への強さ

という強みもあります。

環境を整理し、視覚的に構造化することで、これらの特性は学習の力として活かされます

 

5.社会的認知は「教えてもらうことで育つ」

ASDの人は、

・他者の気持ちを推測する

・相手の立場で考える(心の理論)

といった社会的認知に難しさを感じることがあります。

 

この点も「自然に身につくもの」ではなく、

視覚的合図やソーシャルナラティブ(ソーシャルストーリー)によって、具体的に教えることが可能です

 

まとめ:ASDの学習スタイルを前提にする

最後にASDの学習スタイルが以下のように整理されています。

・苦手:暗黙的学習、般化、抽象的理解

・強み:明示的学習、ルール理解、視覚情報、細部への注意

 

重要なのは、「できない部分を矯正する」のではなく、

学習スタイルの違いを前提に環境や教え方を調整することです。

それは結果として

ASDの人だけでなく

すべての人にとってわかりやすい支援・教育につながると言えるでしょう

 

書いてある!

「できない部分を矯正する」のではなく、

学習スタイルの違いを前提に環境や教え方を調整する

 

変化の主体は職員だ

利用者を変えようとするのではない

職員が変わるのだ

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

マインドが迷子 プライドや愛も【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

私はみっともない

みっともないとは

”見た目や行動が周囲から見て恥ずかしい

または不適切で

見苦しく感じられる状態を表す形容詞”

 

2025年度の事業計画

一部割愛

「新たな拠点でサービス提供を開始」

なのに、それなのに!

 

~1月3日のブログ~

今年は2拠点目を開設します

生活介護です

6月頃になります

また報告します

職員に施設名を考えてもらおうかな?

 

私はみっともない

みっともないままいるのか?

誇れる行動をとるのか?

Coming soon…

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを

地球規模じゃ微粒子【西宮市 ラボ 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

年末年始は休みがあるくらいで

何も特別なことは感じないのですが

ここ数年、年末に行なっていることがあります

 

それは

GUNZEの下着福袋を購入することです

 

全ての下着を処分し

新たな下着と共に歩む新年

新鮮な気持ちで臨めます

 

今年は派手な下着が入っており

なんだこれ~と見ていたのですが

障がいのある方のアートでした

 

カミジョウミカさん

八匹のネコがカラフルなサプリのむ

早速インスタフォローしました

ミーハーですね

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを