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生きるをえがく
長尾です
学びを記す
ストラクチャード・ティーチングは「構造化すること」が目的ではない
① ストラクチャード・ティーチングとは
ストラクチャード・ティーチングは
・ASDの学習スタイルに合わせる
・アセスメントに基づいて個別化する
・視覚的な情報や環境を整え、生活を理解しやすくする
ことを目的としている
そして利用者が
・どこへ行くのか
・何をするのか
・どれだけするのか
・いつ終わるのか
・次は何をするのか
が分かるよう支援することが基本になる
② 構造化は「本人の困りごと」を補うため
実行機能の困難さ
例えば
・計画を立てる
・順番を考える
・終わりを理解する
・次を予測する
これらを補うために
スケジュールやワークシステムを使う
「あとでね」
この言葉だけでは
「あと」がいつなのか分からない
だから視覚的な情報が必要なのだ
③ 大切なのは「なぜその支援をするのか」
考えさせられる
例えばイラストを使う
だが
「みんな使っているから」
では意味がない
本人は理解できているのか
本人に合っているのか
考え続ける必要がある
同じように
ストラクチャード・ティーチングも
「前任者から引き継いだから」
ではなく“なぜ必要なのか”
を考えることが重要だ
④ 個別化とは「人に合わせること」
スケジュールを個別化するときに考えることとして
・伝達方法
・長さ
・掲示場所
・携帯するか
・操作方法
が重要となる
「文字が読めるか」
ではなく
読んで理解できるか
が重要だ
文字が読めても
「どこへ行くの?」
が分からなければ支援にはならない
カードを持って移動することも
自立度によって必要性は変わる
気持ちが逸れてしまう方には
カードがあることで
「戻る手掛かり」になる
⑤ 環境設定も目的が大切
物理的構造化についても
・意味のある区画
・境界を明確にする
・刺激を整理する
が重要視される
しかし
「囲えばいいわけではない」
例えば
正面に支援者がいるなら
四方向を囲う必要があるのか?
個室も
・集団から逃がすため
・落ち着くため
・集団参加を助けるため
目的は何なのか
ここを考え直す必要がある
⑥ ゴールは「構造化された生活」ではない
ストラクチャード・ティーチングの目標として
・最大限の自立
・般化
・柔軟性
・セルフアドボカシー
・Well Being
が示されている
「今ある力を活かして豊かに生きる」
という言葉が印象的だ
構造化は
本人を管理するためではない
その人の力を引き出し
豊かに生活するための手段なのだ
⑦ 自分たちの事業所で考えたいこと
最後に余暇についての話も印象に残った
支援学校では
余暇を学ぶ機会が少ないという現状がある
成人期の生活を豊かにするには
自分で楽しめる余暇を持つことも大切だ
私たちの事業所では
強化子アセスメントは行っているが
「新しい楽しみを増やす支援」
という視点はまだ十分ではないかもしれない
生活全体の豊かさ
これを考えた支援を意識しなければならない
思考して実践だ
生きるをえがく
ながを