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日別アーカイブ: 2026年9月4日

きょうのできごと~ぽじてぃぶにかこまれたい~【西宮市 ラボ コア 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

ある利用者さんについて

職員から嬉しいメッセージが届いた(勝手に載せてすみません、お許しを)

※個人が特定されないよう、内容の一部を変更しています。

 

 

以前よりも作業に向かう意欲が高まり

穏やかに過ごせる時間が増えている

 

活動する場所や過ごし方を見直し

ご本人にとって分かりやすい環境をつくったことが

一つのきっかけになったのかもしれない

 

 

コミュニケーションにも変化が見られている

必要なものをカードで伝える

足りないものがあれば職員を見て指を差す

問いかけに頷き望まないことには拒否を示す

 

言葉だけではなく

その人なりの方法で

しっかりと意思を伝えてくれている

 

もちろんすべての課題がなくなったわけではない

思いどおりにいかないときには

こだわりが強くなったり

同じ行動を繰り返したりすることもある

 

それでも以前と比べると

その行動の強さは確実に和らいでいる

 

「できるようになったか、なっていないか」

支援の変化はそんなゼロか百だけでは測れない

 

回数が減った

強さが弱くなった

待てる時間が増えた

伝えられる方法が増えた

安心して過ごせる場面が増えた

 

その一つひとつが大切な成長である

 

職員からは

「この一年の変化は本当に素晴らしいと感じています」

という言葉もあった

 

そしてこのやり取りを隣で聞いていたご本人が

どこか誇らしげな表情をされていたという

 

 

自分の頑張りを

自分のこととして感じてくれていたのかもしれない

 

 

ご家族からもこんな話を聞いていた

 

以前はある行事で一番後ろから

遠慮がちに周囲の様子を見ていたご本人が

今年は一番前に座りしっかりと楽しんでいたという

 

事業所の中で見られた変化が

家庭や地域

さまざまな生活の場面にも広がっていく

 

それは支援者として

本当に嬉しいことである

 

もちろん変化をつくったのは

私たち支援者だけではない

 

何よりご本人が頑張っている

 

そしてご家族や相談員

関係機関

日々関わる職員

 

それぞれが同じ人を支え

少しずつ積み重ねてきた結果である

 

 

私たちの介在価値とは

利用者さんを支援者の思いどおりに変えることではない

 

その人が安心して過ごせる時間を増やすこと

自分の気持ちを伝えられる方法を増やすこと

やってみたいと思える活動を増やすこと

 

そしてその人が自分から

「一番前に行ってみよう」

そう思えるような選択肢を増やすことではないだろうか

 

 

そしてこの職員

 

去年より今年

今年より来年

 

関わるすべての利用者さんに

そんなポジティブな変化を積み上げていきたい

 

というメッセージをくれた

 

あちぃ~!!!

 

 

小さな変化を見逃さずその人の可能性を信じ続ける

それが私たちの「生きるをえがく」である

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを