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人間らしくいこう 繰り返し【西宮市 ラボ コア 生活介護 強度行動障害】

生きるをえがく

長尾です

 

痛みが教えてくれた、当たり前の価値

空手の試合であばらを痛めてから

しばらくの間、何をするにも痛かった

 

息を吸う

寝返りを打つ

靴下を履く

笑う

くしゃみをする

 

普段なら何も考えずにできることが

一つひとつ「覚悟」が必要になった

 

だからこそ

少しずつ痛みが引いてきたことがとても嬉しい

 

深呼吸ができる

朝、自然に起き上がれる

何気なく歩ける

それだけで「今日はいい日だ」と思える

 

 

何かを失って初めて

その価値に気づくことがある

 

 

健康もそうだ

時間もそうだ

人との関係もそうだ

 

あるときは当たり前すぎて意識しないのに

なくなった瞬間、その大きさを知る

 

福祉の仕事をしていても同じことを感じる

「今日は穏やかでした」

一行で終わるような一日

 

 

でも、その”何もなかった一日”をつくるため

利用者さんも、ご家族も、職員も、それぞれが努力を積み重ねている

 

 

何事もなく過ごせることは

決して当たり前ではない

 

私はたかがあばらの痛みで

そのことを改めて思い出した

 

人はつい、「もっと」を求めてしまう

もっと成長したい

もっと成果を出したい

もっと認められたい

 

それは大切なことだ

だがその前に

 

今日も痛みなく息が吸えること

普通に歩けること

笑えること

家族と話せること

仕事ができること

 

そんな当たり前に目を向けよう

毎日は思っている以上に豊かなんだ

そう気づく

 

当たり前は失ってから気づくものではなく

あるうちに感謝できるものでありたい

 

つまり私のあばらは

生きるをえがいているのだ

 

 

…?

 

 

生きるをえがく

 

 

ながを