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生きるをえがく
長尾です
引き続き著書から
今回考えたいのは
「技術は促進剤である」
本書では
偉大な企業は
新しい技術を導入したから
飛躍したわけではない
と説明されている
自分たちが何を目指し
何に集中すべきかを理解したうえで
その実現を加速させるために
技術を活用している
つまり
技術は成長の原因ではなく、成長を加速させるもの
という考え方
AIがわかりやすい例なのか?
私自身もAIの可能性には大きな期待を持っている
記録の整理
情報の共有
業務の効率化
支援データの分析
活用できる場面は山ほどある
しかし
AIを導入しただけで
支援の質が高まるわけではない
利用者さんの行動記録を
AIが整理してくれたとしても
その行動の背景をどう捉えるのか
どのような環境調整が必要なのか
本人の意思をどう確認するのか
そこには支援者の専門性が必要だ
そもそも
観察や記録が不十分であれば
どれだけ優れた技術を使っても
適切な判断にはつながらない
技術を使いこなすためには、技術以前に磨くべきものがある
ということなのだろう
組織の方向性が曖昧なまま
新しいシステムを導入しても
根本的な問題は解決しない
むしろ
間違った方向に進んでいれば
その速度を上げてしまう可能性すらある
アクセルを踏む前に
ハンドルをどこに向けるのか
そこが重要なはず
目指すのは
「生きるをえがく」
利用者さんの可能性を発見し
人生の選択肢を広げること
そのために必要な技術であれば
積極的に取り入れたい
例えば
記録業務が効率化され
利用者さんと向き合う時間が増える
情報共有が進み
職員間で支援の質を高められる
そうした活用には大きな価値がある
ただし
便利になることと
良い支援になることは違う
最終的に問われるのは
その技術によって
利用者さんの人生にどのような価値が生まれたか
新しい技術を追いかけるだけではなく
技術を活かせる組織をつくる
それが私の仕事なのだろう
AIに仕事を奪われる心配よりも
AIを使って何を生み出すか
そんなことを考えていたい
生きるをえがく
ながを